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「電車が駅に停まるとき」から、仕事と青年のモチーフで歌詞を書くようになりましたよね。私自身は自由業系でサラリーマンの経験はあるものの、その僅かな感触と想像力の作品となってしまいます。客観的であるからこそ書ける作品もあるということで、、。
配置換え先の部署でけげんそうに迎えた事務員、名前を思い出せないのか、思い出したくないのか、、それは彼女のせいなのか、それとも部署そのものなのか、、含みを持たせたつもりですが、かわりばなは気分そういうものではという感じです。
時々、バスに乗ると色んなシーンを見かけます。自家用車の窓越しに見えるバスの車内、それもまた色んなシーンを見かけます。公共機関は不特定な人との関わり、それぞれが抱える人生や事情など、愛しくも人間活動そのものを乗せて走るんですよね。
作品の初期が16年6月で翌17年7月、音域が高く歌えなかったサビの部分の歌詞を変えてメロをつけ直した。ついでに May の推敲が入っていた「ビールを下げて」が「買って」に変わった。全く、正確な推敲技には脱帽です。
『バスに揺られて』
作詞作曲:Rossy
空いたバスに揺られながら
少しネクタイを緩めて
今から戻りますと
上司に連絡を入れた
配置換えの部署はまるで
前とは畑違いで
けげんそうに迎えた
事務員の名前 思い出せない
バスに揺られて
揺られた街を 眺めたら
揺り籠にいるみていで
笑えたんだ
濡れた髪を拭きあげている
プール帰りの少女達
賑やかにお友達と
咲き誇る向日葵
(間奏)
空いたバスはいつの間にか
けやき通りを走ってた
光と影の中は
なにもかも涼しげに見える
書類をまとめた頃には
きっと終電車まではダッシュさ
コンビニで新しい
ビールでも買って帰ろう
バスに揺られて
揺られた僕は 目を閉じて
波間で次のウエーブを
待ってたんだ
あの日のキミが笑った
短く髪を切ったばかりで
切り過ぎだよ!前髪、、
似合ってたよワンピース
似合ってたよワンピース
2016/06
※「事務員」は「あの娘」と歌います。
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