top of page
 ながさんとの2つ目のコラボ作品で、お預かりした時の曲名は「そうでもない歌」2011年05月のYouTube登録作品

 『ああ 良いメロできたな。。と思ったけど、よく聴いたらそうでもないありふれた曲になったので­そうでもない曲』というコメントが添えられて、野暮ったそうなブログの気色に反して彼の繊細な歌詞はA級だといつも思っている。

 編曲時に一番困るのは半音下げたチューニングで元歌が出来ていること、すぐにギターで合わせる能力は私には無く、上げてあればカポで簡単なのにとぼやいたことも(笑)。キーボはトランスポーズをかけて対処できるけどなんか不気味で、そこでやはり移調した(?)ものをメモして合わせることになる。でも そうこうしていると元歌自体に充てれるものでもないため、素人な私には新しい気持ちで向かうことが出来る。

 今回は浮かんだギターのアウトラインを入れたところで、それに合わせて和音進行も変えた。ギターはTHR-50にマイクを向けて録った。ソロのステレオ感を出す努力もしてみた。オルガンはクオンタイズをせずにMIDI録音し、雰囲気程度のつもりで音量は小さめにした。
 
BLOG のアップ記事はここをクリック下さい。音源製作のことなどを記しています。
 
『どうしたって・・』
作詞作曲唄:なが
編曲演奏:rossy
 
無邪気なその笑顔
見ているそれだけで
気持ちの置き場所に
困ってしまうそうさ
 
話すこともできなくて
自分から避けていた
口にだす事すら
ためらいある気持ち
 
誰かと楽しそうに
会話してるその笑顔
胸が締めつけられるよ
僕が僕じゃなくなるよ
 
どうしようもなく
君の全てが知りたくて
君の近くにいつもいたよ
恋が こんなにくるしいと
思わせてくれたね
 
綺麗とはいえないけど
誰よりも輝いてて
ドジなとこそれすらも
君のまんまで愛しくなるのさ
 
少しづつ時間かけて
臆病に近づいた
積み上げてきたもんが
割れないようにして
 
いつかのあの噂
間違いだよって信じたくて
興味ない振りをして
ただ逃げまわっていた
 
どうしたって
君の笑顔を見るたびに
諦めつかないままいたよ
吐息が切なく白く染まる
そんな冬の日
 
最後の言葉さえも
伝えれずに終わったね
後に残ったものは
ほんの少しの思い出
 
時は経ち 街で偶然会ったよね
とても綺麗になっていたね
だけど声はかけられない
こんな僕だから
 
君の総てに触れたくて
君の近くにいつもいたよ
恋がこんなに苦しいと
思わせてくれたね
 
2014/11
 
bottom of page