top of page

Please wait

  

Link To YouTube

 『行く春に』に続く春の歌、3部作にしたくての2つ目です。3つ目は春深く、レンゲソウの記憶を辿りながら、畔道をランドセルを揺らし通った頃を思い出したいと思います。
 寒さがゆるみ、春を予感する頃、筑後川の川辺にいっせいに咲く菜の花の明るい黄色は、その予感が正しいことを教えてくれます。その春は土手を駆け上り、通りを駆けてゆく少年のように元気よく町にも春が広がってゆくように感じます。まだまだ冷たい風に震えるように揺れる花びらは愛しいものです。
 何故でしょうか、春の歌は唱歌のようなメロが浮かびます。ではその唱歌とは何なのでしょうか。ガットギターをつま弾きながら作曲しているからか、私の春の印象なのか、、。探りながら3作目に取り組みます。
 歌詞の最後に「春・・・」を入れようか、May に相談したところ、ぜひ入れなさいよと言われました。この方の意見を通過しないと表にはなかなか出せないんですよね!(笑)、いつもありがとう。
date:2017/11/13
『川辺の春』
作詞作曲:Rossy
穏やかな日差しが 川辺を色づかせ
土手を駆けのぼれば 春は町にも来る
呼吸しながら 震えている
花びらに キスをしたくなるの
寝ころんで見上げた 空は遥かあおく
吸い込まれそうだと 少し怖くなった
かざした手から 溢れだした
太陽の まぶしい子供たち
風に揺れた髪が 唇にあたって
髪をかきあげると 摘んだ花が香る
どこかで鳴いた ヒバリさがし
いつまでも 空を見上げていたい
春・・・
2017/11/2
bottom of page