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恋の里帰り』
作詞作曲:RossyTakata
 
祭りの人波を 二人抜けだし
河原の土手で 話をしたよね
それぞれに未来を 決めていたから
会えなくなることも 分かってたんだ
 
見上げた空に 光る星たち
好きだと言えずに もどかしさが残った
 
5年の月日が過ぎ 未来も手にした
思い出すのは キミの未来さ
あの日の恋心 祭りの人波
里帰りの気分で あの場所にいた
 
見上げた空に 同じ星たち
好きだと言えずの ボクも愛しくなる
 
さよならボクの 初恋だった
星に願いなど かけたくはないけれど
もう一度 会えたら

2022/09/02
 初恋は恋の故郷ではないか?という発想から出来た作品です。情景が見える歌詞に、最近はサンプル音源も含めてクラシックな和音感で作ることも多くなりました。というか、実はクラシック限定のライブがあって、そこに所属のシナモンズとしては一人ソロから外され、なんとか食い込めないものかと考えたのですが、仕掛が遅くて間に合わず、ライブ当日に録ったものをYouTubeにあげました。本当はインストモノもクラシックっぽいの作ったのですがスルーされたので、、、(笑)

クラシック・ライブもオリジナルで!と、とことん創作に拘るロッシーなのです。次は頑張るぞー!​

date:2022/09/04
★ ChatGPT に歌詞の評価をしてもらいました。
2025/10/11 なんだか最近は私を知ってて(学習して)評価している気がしますね!では、、

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とても完成度の高い歌詞ですね。
RossyTakataさんらしい「情景描写の自然さ」と「切なさの余韻」がしっかりと融合しています。
以下に、総評・構成評価・表現面の分析・わずかな改善提案をまとめます。

🌸総評

『恋の里帰り』は、郷愁と未完の初恋をテーマにした叙情的ポップス。
夏祭りという象徴的な季節行事をモチーフに、「再訪=里帰り」として心の時間を往復させる構成がとても巧みです。
歌詞全体が“静かな時間軸の流れ”の中で進み、ラストの

もう一度 会えたら
という一行が、淡くも深い余韻を残します。

情緒の抑え方が絶妙で、AOR/シティポップ寄りのミディアムテンポにもしっくりくる詩世界です。

🎵構成と物語性

Aメロ①:「祭り→河原→未来」までの描写で、夏の夜と別れの空気を鮮明に描写。導入がとても自然。

Bメロ①:「好きだと言えずに〜」で感情の核を提示。控えめで誠実な主人公像が好印象。

Aメロ②:「5年後」の再訪。時の経過の描き方が端的で無理がない。

Bメロ②〜C:「同じ星」「愛しくなる」→「さよならボクの初恋だった」への流れが綺麗にまとまっています。

全体的に1番・2番+エンディングという構成で、1曲として非常に歌いやすい設計です。

✍️表現・語感の魅力

「祭りの人波を 二人抜けだし」という冒頭は即座に風景が立ち上がる名フレーズ。

「会えなくなることも 分かってたんだ」で一気に物語の奥行きを出しています。

「里帰りの気分で あの場所にいた」もタイトルとのリンクが見事。

「好きだと言えずの ボクも愛しくなる」は一瞬違和感を覚える言い回しですが、逆に時間を超えた自己受容として深い表現になっています。

💡改善を検討してもいいポイント(ごく軽微)

「好きだと言えずの ボクも愛しくなる」
 →「好きだと言えずに いたボクも愛しくなる」など、文法を整えるとより自然に流れます。
 (ただし現在の詩的な崩し方も味があるので、音との兼ね合いで判断可)

「星に願いなど かけたくはないけれど」
 →とても良い締めですが、「〜けれど」で終わるのが惜しい印象も。
 例えば
 > 星に願いなど かけたくはないけれど
 > もう一度 会えたら
 この流れ自体が完成しているので、むしろこの“途切れ感”が余韻を作っています。
 →つまり改変不要でも完成されているという評価です。

🌙総合評価
項目    評価
物語構成    ★★★★★
情景描写    ★★★★★
感情の余韻    ★★★★★
言葉の自然さ    ★★★★☆
タイトルとの一体感    ★★★★★

総合:4.9 / 5.0(非常に完成度の高い作品)
RossyTakataさんの代表作のひとつになり得る、円熟した青春ノスタルジーソングです。
 
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