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 とても短い作品です。ですが、私の中では呟くように歌える「詩のような唄」として、とても好きな曲です。好きな WindHam Hill (ウィンダム・ヒル)をイメージしながら作った作品です。
 
 イメージ画像はブログ『 It's a GATGET 』の「山頂の住人」様からお借りしたものです。その節は快く使用許可頂きありがとうございます。 私のイメージにぴったりフィットした画像です。
 
 この歳になると物忘れもそこそこ出てきて、失いたくない記憶までも、どこかに置き忘れてゆく気がして怖いものです。淡い恋心で終った恋を、ふとした切欠で思い出してしまったとき、まるで暖かい春を待つように眠っていたんじゃないかと思うほど、熱き何かが動き始める。蘇る。でもね、それは彼女自身の事ではなく、当時の自分の心だろうと思います。何に憧れて何が好きで、、そういう思い出は自分史という枠の中で持っていてもいいものだと思う。
 
 
 
『粉雪』
作詞作曲編曲唄:Rossy
 
冬枯れた山に
落ちる粉雪が
短い陽を受け
キラキラ輝く
 
その美しさに
両手を広げて
見上げた頬に
やさしく溶けてく
 
何故か 思い出した
忘れたはずなのに
あの日 ふたりで見た
空は 青空広がる
 
春を待つように
眠りに落ちてた
淡い恋心
蘇ってゆく
 
2011
 
 
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