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 2018/06初夏、ライブに出るために北九州に車を走らせ、時間の余裕と気持ちの良い天気でもあり、直方辺りから遠賀川を北上することにした。会場が初めての場所でナビゲーションに目的地を設定していたため、当然のように合理的なバイパスに誘導しようとします。気持ちの良いドライブに煩いナビ、そんな中で自分が選ぶ道との差に少しだけ生き方を重ねてみながらメモをとっていた。そこから出来た作品です。
 日頃より、バイパスが町を変えてゆくことの意味、駅前のアーケイドが寂れ、バイパスには全国チェーンの大型店が進出してゆく、町の情景も雰囲気も分からなくしてしまうことへの危惧、それが反映された歌詞になりました。
 計測すると3分半の短めの曲で、ロックなリフでの曲になりました。天邪鬼ではあるのですが、長老や仙人の王道論を理解しながらも、そこにある大勢に流れ込まずに我なりの音活をする。「この道を行くよ」は正に私の姿勢かもしれません。
date:2019/11/22
『この道を行くよ』
作詞作曲:Rossy
川に沿って走りたくなった
気持ちの良い午後にボクは
北九州まで歌いに行くんだ
ギターを乗せて
 
揺れる夏草に窓を下ろして
バイクな気分で行こうぜ
ラジオを切って風を切る音だけが
ナイスだぜBGM
何度も何度も諦めず
声を掛け続けるナビゲーション
町を変えてしまった バイパスに戻るんだと
だけどボクは この道を行くよ!
 
ボール追いかけ走る少年
いつかの自分重ねてる
万年補欠の思い出も今じゃ
懐かしいだけ
 
線路に行く手を阻まれた道
土手を下りてくぐるだけ
列車が通り過ぎる瞬間なら
ドキドキしちゃうさ
 
何度も何度も諦めず
声を掛け続けるナビゲーション
無視して走るのさ 遠回りだって構わない
そうさボクは この道を行くよ!
そうさボクは この道を行くよ!
​2019/11/22
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