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 2012年秋に完全に歌謡曲モードで作った作品。結婚を予感しあう二人の姿を描いてみた。
 
 今どきの若者たちなら物事の前後が逆になっても構わないというか、前後自体が無くなってしまっているのかもですが、昭和な私達世代には掟を破る時の責任とかあった気がします。その微妙な状況を歌詞にしっかり盛り込んでしまったせいか出しに時間が掛かりました。
 タイトルを見たら、ジャズの巨匠グレン・ミラーの名曲「ムーンライト・セレナーデ」を思い浮かべる方も多いことと思います。私も小野リサのボサノヴァのカバーが大好きで、おそれ多きタイトル名ですが、どうしてもこれしか浮かばず、お許しをということでお願いします。
 波打ち際で青く光るのは「夜光虫」です。本当は漁業にダメージを与える赤潮の正体ですよね。今どきなら地上でもLEDで細やかに光る青い光を目にすることも出来ますが、それでも夜の波打ち際を歩く二人が偶然にもその光を見れたら、それはそれでイイ感じだと思うんですよね。
 思い出したんだけど、タイトルが凄い、私がコーラスをしている、微妙な女心を歌詞にした、、等、なんかひどく照れる感じで抱え込んでしまった曲なんですよね。あれから4年、大人になったというか、自分の軌跡として出しを決めたんですよね。
 
 ドラム、2テイク目ですが私が叩いたデジドラの実音です。細かいところで色々することあると思うけど、これ以上の気持ちで叩けるか疑問なのでそのまま出します。左右に振ったギターにベースとエレピというシンプルな構成にストリングス代わりにデジタル・コーラスを入れています。
『ムーンライト・セレナーデ』
作詞作曲編曲:Rossy
唄:May

愛してると
言ってくれたから
その気持ちに
応えたくなるの
でもね
急がないでいてよ
ときめきで息が
出来なくなるの
寄 せる波の
音はもしかして
満ちてゆく
心の響きなの
きっと
聞こえてしまうでしょう
だってこんなにも
ドキドキしてる
幸せ
ムーンライト・セレナーデ
あなたと二人で
ムーンライト・セレナーデ
波の上で揺れる
波打ち際で
青く光った
サファイヤを
散りばめているよう
いつか
あなたと夢見てる
ドレスに花束
抱えた私
砂の上
歩くときのように
ゆっくりとした
足取りで
そっと
近づいてくれたら
きっと優しさに
包まれたいと
思うわ
ムーンライト・セレナーデ
あなたと二人の
ムーンライト・セレナーデ
時を紡いでゆく
ムーンライト・セレナーデ
あなたと二人の
ムーンライト ・セレナーデ
朝に目覚めさせて
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