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 ホームページの整理にと久しぶりに聴いて、既に704回の再生記録に驚いた。長男が生まれて絵本の読み聞かせをしていたあの頃、この絵本を読みながら節をつけた。その長男が2021年11月に挙式をあげた。新型コロナで入籍してほぼ1年後のことである。なんかね、泣けるよね、なんだろうこの切なさ。二足のわらじで定時の勤めに出ていた妻、その頃から「宅勤」と称した自宅での事務仕事をしていた私、「在宅勤務」という言葉もなく「育メン」という言葉も無かった。我が子の健康診断で日頃の食事について保健婦に聞かれて「私が作っています」というと、「カレーばかりじゃいけませんよ!」と言われて呆れた。まだ男性が子育てにかかわるのを常識とした時代ではなかった。化学調味料を使わずに鰹節や魚から出汁をとるほど丁寧だった頃、長男の舌は確かに育ったようで味の基礎を言い当てる。あ、思い出話になっちゃいますよね。長男の寝つけの絵本の読み聞かせ、絵を想像しながら小さく笑う彼の声や顔、そして寝顔、とっても大切な時間を私は持てたことを本当にうれしく思う。初心者マークな親の頃、ごめんね!次男に三男、片手運転になってしまったかも、、。

2022/01/14
 モーガン船長』
作:那須正幹
絵:関屋敏隆
挿入歌メロ作曲:Rossy

おいらは海賊 ヨイコラサ
七つの海を 風まかせ
しずめた 船は 15はい
うばった 金貨は 8000まい
ヨイコラ ヨイコラ ヨイコラサ
※補足
「海賊モーガンはぼくの友だち」1993/07
「海賊モーガンの子どもたち」1995/07
「海賊モーガンの宝島」1997/04

那須先生は、ドラマ化もされた「ズッコケ三人組シリーズ」を執筆された方で、我が家でも大変お世話になった作家です。
関屋先生のこの絵本におけるダイナミックな描きっぷりには、時々お絵描きを趣味とする私に、大きなインパクト与えました。
・・・ありがとうございます

これが私の YouTube デビュー 、こんなはずじゃなかったが、図書館に行く車の中でふと思い出した。

まだ子ども達が幼かった頃、もう10年以上も前、よく読み聞かせをして寝かせつけていた。その中で「海賊モーガン船長」は特別なキャラだった。私は出来る限りの声色で彼を演じた。
子どもの息遣いを感じながら、ページをめくるタイミングさえ図った。

絵本の中には「男たちのうた声が」と記されているが当然だが節がない。よぉし!とばかりに即興で節をつけてみた。「ん!なかなか良いではないか!」しかもその節を忘れることがなかった。

そのことをふと思い出して図書館の棚を探す。優しい司書のお姉さんに尋ねる。移動図書館車の中にあるといい持ってきてくれた。ちょうどシリーズ3冊をまとめて借りることが出来た。ありがとう・・・・。

この調子の良さは何かが後押しをしていると(勝手に)感じた。よぉし!とばかりに Cubase で録音した。1声を5つに増やしてそれぞれに別のエフェクトをかけた。

本を並べてデジカメで撮った。慣れないムービーメーカーで初めて動画編集をした。そしてYouTube に初めてアップした。非常に面白い体験をした。

誰かがこの絵本を読み聞かせする時に、私が作った節で歌ってもらえるかもしれない、、、。そう思うだけで少し幸せ!、、、という話なのだ。

2012/09/20のBLOG記事より転記
​2023/01/28
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