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 夏服を着た女性たちはとても前向きに明るく自由に見えます。なにか以前からのしがらみや過去なんてふっ飛ばして、次のステップを踏み出すパワーも感じます。若い頃なら異性の目に留まるファッションということもあるのでしょうが、女性たちは自分が女であるために、また生き方を形にするためにファッションを選ぶ気がします。そんな女性たちを手許に安全に、または自分の納得する形でおいておくために、といったことが出来るのは、今や世間知らずか主体性のない相手といった時代になりつつある気がします。それは時代が女性たちを社会進出させるために育てた結果であり、ウーマンリブ期とは違い、本当の意味で男性と対等でなければいけない、ある意味で女性にも厳しい時代でしょうね。
 
 前置きが長くなりましたが、既婚未婚を問わず男性と別れることで自由を取り戻した女性の明日への意気込みという歌詞そのまま見てのとおりです。
 最後の「生きられる」ですが元は「生きれる」でしたが May の拘りな意見でこうなりました。結果、自由になった女性の不安感も加わってイイ感じになったと感じました。
 
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『夏服を着たら』
作詞作曲編曲:Rossy
唄:May
 
夏服を着たら
なんだかとても自由になれた
煌めく街路樹
リズムも軽く歩いて行ける
 
キュートなサンダル
麦わら帽子で出掛けたい
懐かしい海
 
想い出になった
あなたと一緒じゃないけど
大丈夫よ
笑顔だけ連れてゆくから
 
 
髪をほどいたら
ふわりと裾が風になびいた
鮮やかに咲いた
花びら揺れて香りだしてる
 
胸元のあいた
ワンピースを着て出掛けたい
気の向くまま
 
独り占めにした
あなたと別れたあの日に
気付いていた
窮屈な思いしていた 私を
 
 
今でもあなたは
好きなタイプだし時々
逢いたくなる
 
だけど口紅の
色を変えたとき思った
過ぎた季節
明日に向かって
生きられる これから
 
2014/06
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