top of page
 ながさんとの初めてのコラボ作品で、元歌は2013年04月のYouTube登録作品

 他人との最初のコラボという事で May にはしっかり監修してもらいました。というか、全体像が出来ても決め手のソロが入らないという事態に迷走し、歌詞の内容がピカイチいいもんだから気負いが過ぎてドツボにはまった感じで、、。そこで May がしっかりと底上げをしてくれてようやく心意気で完成させるという方向で仕上げた作品です。
 
 MIDI駆使のギターはながさんの作品には合わず、下品な私のギターの腕でもなにかこう、ながさんが表現したかったと思う心に近づきたかった。何日間で入れたか分からなくなったソロの数秒テイクの継ぎ接ぎで、ギターの音色自体も微妙に違っているけど、懸命に弾いた覚えがこの後の作品での「ギターは生音」という自信はないけどスタイルに繋がった。自分史の中でも大きな作品。
 
 気持ちを主体としたまるで会話の様な歌詞が主流の時代、シチュエーションを持たせる癖がある私に、ながさんの作品はとことん嬉しかった。YouTube上の彼の音源は程度が良いとは言えないけれど、作品の良し悪しは見えてくる。彼が作品利用をフリーとした間口の広いスタンスであったため、この頃ネット仲間の間で少し流行っていたコラボをしてみたいと思い立った。偶然と必然が絡み合ったのかもしれない、、と、この歌詞の引用をする。笑
 
 BLOG のアップ記事はここをクリック下さい。音源製作のことなどを記しています。
 
『 ノベル 』
作詞作曲唄:なが
編曲:rossy
監修:may
 
落ち葉が泣く声は いつかの公園
帰り道で座った 古いベンチ
 
このまちの全てに 君がいる
輝いていた時を 呼び戻す
 
風に吹かれて
揺れるブランコに
いつかの君が見えた
群れにはぐれた
鳥の様に
街を彷徨う想い出
 
小説の中のように
想いが交差して
擦り剥いたココロが痛い
誤解やすれ違い
繰り返しても
ハッピーエンドの序章と
思っていた
 
 
君が買ってくれた ポインセチアも
いまじゃ枯葉を 落とすばかり
 
何気ない日は
かけがえない日々
背中合わせのようだね
巻き戻せない
かるいうそが
君を苦しませたね
 
ほつれたボタンが
今にも取れそうで
あの日の僕らのようだね
止まった時計の
針を戻すけど
あの頃のぼくらには
戻れない
 
偶然と必然が絡みあうとき
二人はまた会える
始まりのエピローグ
 
 
小説の中のように
想いを描写して
幸せだったと伝えたい
ボタンの掛け違え
気付かないふり
君を傷つけて
 
ほつれたボタンは
涙のように落ちて
繕うことはもうできない
切り取ったページの
中で笑う
黄昏色の思い出が
滲んでいく
 
黄昏色の思い出が
このノベル
 
2013/11
 
 
bottom of page