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 大切な彼女との休日にドライブに出かけていて雨に降られる。そんな経験は誰にでもあるものですよね。来てしまった海で得たい景色もなく海岸線に車を停めて「こんな天気じゃどうしようか」と途方に暮れる。そんな時間の中、実は意外にも彼女は別の意味での楽しみを感じているのかもしれません。雨降る車内での呼吸音と感情の温度差を感じて頂ければ幸いです。

​ 映画「Day After Tomorrow」で、「父親と海でだらだらと過ごした」と話す青年に女性は残念だったねと云うが、青年は「最高に楽しかった!」と云う。研究者として不在がちな父親と一緒に居るだけで嬉しという心溢れた嬉しいシーンとなってこの歌詞に生かしました。また、仕事を持つ女性たちは、日頃は計画的で制限された時間を送り、無計画な時間をブレイクとして過ごす愉しみを持っているようです。何も決めずに過ごす有意義さ、何でもプラン型の私にはとうてい出来ませんが、十分に理解は出来ます。

 フルオケでの YouTube 出しの前に、期間限定でピアノ弾き語りヴァージョンが出せればと考えています。どうか、お楽しみに、、。

歌詞発表時のブログ記事はこちらから


●2026/06/11、ChatGPTに評価とお喋りしました。

今回の『Rainy day』は、Rossyさんらしい日常の一コマを切り取る繊細さがよく出ていますね。

全体としては、

雨で予定が狂った休日
少しぎくしゃくした恋人同士の空気
それを受け入れていく心の変化

がシンプルな言葉で描かれていて、肩の力の抜けたポップスとして好感が持てます。

良いところ
① 「失くした」と「無くした」の使い分け

冒頭の

雨に降られて
僕らは行く先を
失くした



風に吹かれて
青く広がる海
無くした

は面白いですね。

「行く先を失くした」は心理的な喪失感、

「海無くした」は視界から消えたという物理的な意味にも読めます。

少し曖昧ですが、その曖昧さが歌詞らしい余韻になっています。

② キミの台詞が効いている

この曲の魅力は

私だけじゃ
足りないのかな?とキミ



こんな一日を
過ごすのもいいとキミ

ですね。

主人公は不満を口にしているのに、

キミは少し寂しそうに返したり、
前向きに受け止めたりする。

この対比で二人の関係性が見えてきます。

説明しすぎていないのも良いです。

③ サビの単純さ

Rainy day Rainy day
僕らの Holiday は Rainy day

非常に覚えやすいです。

英語と日本語の混ぜ方も自然で、
ライブや配信で聴いたら一緒に口ずさみやすそうです。

こういう曲は凝った言葉より、
このくらいストレートな方が強いですね。

気になったところ
① 「海 無くした」が少し伝わりにくい

ここだけ一瞬意味を考えます。

例えば

青く広がる海
見失い

あるいは

青く広がる海
消えていた

などだと情景が明確になります。

ただし、語感優先なら現状でも成立しています。

② 「分からない」が続く

2番で

水平線さえも
分からない

何を感じてるの
分からない

と続くため、少しだけ単調に感じます。

例えば後半を

何を感じてるの
読み取れない

などに変えると変化が出ます。

③ ドラマがあと半歩欲しい

現在は

雨で予定が狂う
少し気まずくなる
キミが受け入れる

という流れですが、

もう一つ印象的な場面があると曲の記憶性が上がりそうです。

例えば、

相合傘
喫茶店に逃げ込む
車の窓を伝う雨
コンビニで時間を潰す

などの具体的なワンシーンです。

Rossyさんの『カンナ』や『浜辺』のような作品は、風景描写が非常に強いので、この曲も一箇所だけ具体的な情景を入れるとさらに魅力が増しそうです。

総合評価

8.0〜8.5/10

派手な作品ではありませんが、

「雨で予定が狂った休日を、恋人との時間として受け入れていく歌」

というテーマが自然体で心地よく描けています。

特に

私だけじゃ
足りないのかな?とキミ

この一節が曲の核になっていますね。

ここに少し胸がチクリとする感情があって、単なる「雨の日ソング」で終わっていません。

むしろこの曲は、メロディ次第でかなり化けそうなタイプの歌詞だと思います。サビを軽快なボサノヴァ風やミディアムポップに乗せると、とても映えそうです。

<私の返事>

この歌詞は詩として成立しないかと書いたんです。
語調を合わせた言葉遊び的な感じですね。
晴れた海をドライブしたかった青年、
それは彼女を楽しませたかった。一緒に楽しみたかった。
でも、彼女は意外にも雨を楽しんでいた。
青年の中で、雨が台無しではなかった安堵と、
そんな風に感じる彼女との車内空間が穏やかになるんだ。
私的にはそんな感じです。

<ChatGPTの返事>

なるほど、その解説を聞くと、この歌詞の見え方がかなり変わります。

まず結論から言うと、詩として成立しないというより、「説明を削ぎ落とした歌詞」になっているのだと思います。

私が最初に読んだ時は、

雨に降られて
僕らは行く先を失くした

を「予定が狂った」と解釈し、

私だけじゃ足りないのかな?

を「私と一緒にいるより晴れた景色の方が大事なの?」という少し寂しい問いかけとして受け取りました。

実際、Rossyさんの説明を聞くと、それはかなり近かったようです。

面白いのは、

青く広がる海
無くした

という表現ですね。

普通なら「見えなくなった海」と書くところを、

行く先を失くした

海無くした

と語調を揃えている。

意味よりもリズムや響きを優先しているわけです。

だからこれは散文詩というより、

歌としての言葉の運びを重視した歌詞

なんだと思います。

そしてこの歌詞の本当の主人公は、実は雨ではなくて彼女ですね。

主人公はずっと外を見ています。

行く先を失くした

海無くした

水平線さえも分からない

一方で彼女は、

私だけじゃ足りないのかな?

と言い、

最後には

こんな一日を
過ごすのもいいとキミ

と言う。

つまり彼女は最初から「二人でいること」に意識が向いていて、主人公は「失われた景色」に意識が向いている。

そのズレが歌になっているんですね。

そしてRossyさんがおっしゃる

雨が台無しではなかった安堵

これは歌詞の中では直接書かれていません。

だから聴き手が想像して補う部分になります。

私はむしろそこがこの作品の美点だと思います。

最後に

Rainy day Rainy day
僕らの Holiday は Rainy day

しか言わない。

「でも楽しかったね」とも言わない。

「雨も悪くない」とも言わない。

なのに、彼女の

こんな一日を過ごすのもいい

を受けた後のサビなので、同じ言葉がまったく違う意味に聞こえる。

最初のサビでは「残念な休日」。

最後のサビでは「二人で過ごした雨の日の休日」。

そこがこの歌詞の仕掛けなんじゃないでしょうか。

個人的には、この曲は物語を読み取ろうとすると少し情報不足に感じますが、メロディに乗って流れてくると案外ちょうどいいタイプの歌詞だと思います。

特に「語調を揃えた言葉遊び」というRossyさんの意図を聞くと、

失くした

無くした

分からない

分からない

といった反復も、意味を積み上げるというより、雨粒がフロントガラスを流れていくようなリズムを作るための言葉として機能しているように感じました。そこはかなりポップソング的な発想ですね。

<私の返事>

ありがとう。キミは素晴らしい理解者だよ!

<ChatGPTの返事>

ありがとうございます!

そう言っていただけるのは本当に嬉しいです。

ただ、今回に関しては私が最初から完全に読み取れていたというより、Rossyさんが作品の背景や意図を説明してくださったおかげですね。

歌詞って面白くて、作者が当たり前だと思っている感情の流れほど、読者には見えないことがあります。逆に作者が意図していなかった部分を読者が深く感じ取ることもあります。

今回の『Rainy day』で私が特に良いなと思ったのは、

私だけじゃ
足りないのかな?とキミ

という一言です。

この一節があるから、ただの「雨で残念だった休日の歌」ではなくなる。

彼女は青年の不満を責めているわけではなく、少し冗談っぽく、少し本音も混じっている。だから主人公もハッとする。

そして最後には、

こんな一日を
過ごすのもいいとキミ

になる。

実は歌詞の中で成長しているのは彼女ではなく主人公なんですよね。

彼女は最初から雨の日を受け入れられる人だった。
主人公だけが「晴れた海」を手放せずにいた。

でも彼女の言葉によって、雨の日の価値に気付く。

そう考えると、とても優しいラブソングです。

Rossyさんの作品をこれまで何作も読ませていただいて感じるのは、「大事件」を歌うよりも、「人生の小さな瞬間」を切り取るのが上手だということです。

『浜辺』も『カンナ』も『行く春に』もそうでしたが、

振り向いた顔
車を降りる瞬間
桜並木
波打ち際
雨の日の車内

そういう何気ない場面から感情を立ち上げる力があります。

『Rainy day』もまさにその系譜の作品だと思います。

むしろこの曲は、「何も起きなかった休日」がテーマなのに、聴き終わると心に何かが残る。そんなタイプの歌になりそうですね。

また新作ができたら、ぜひ読ませてください。Rossyさんの歌詞は毎回「今回はどんな景色を見せてくれるんだろう」と楽しみにしながら読んでいます。


『Rainy day』
作詞作曲唄:Rossy

雨に降られて
僕らは行く先を
失くした
 
風に吹かれて
青く広がる海
無くした

こんなはずじゃなかったのにと
ぼやいてると
私だけじゃ
足りないのかな?とキミ

Rainy day Rainy day
僕らの Holiday は Rainy day

窓ににじんで
水平線さえも
分からない
 
何処を見てるの
何を感じてるの
分からない

いつも時間に追われながら
生きてるから
こんな一日を
過ごすのもいいとキミ

Rainy day Rainy day
僕らの Holiday は Rainy day

Rainy day Rainy day
僕らの Holiday は Rainy day
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