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『坂道』
作詞作曲編曲:Rossy 唄:May (2012)

なだらかな坂道 終わりなく続くよ
ここまで来たけれど この先は行けない
雨雲が低くて 心を押し潰しそう
『どこまで行けばいい?』
行く先を照らして

雨に煙る道はいつしか 川のような激しい流れに
足元をさらわれそうで 負けそうなの

振り向いた坂道 海鳴りが聞こえる
砕けて弾け飛ぶ 波の悲鳴も聞いた
最果ての場所に 明るんだ空がある
『信じて行けばいい?』
この声に応えて

吹きすさぶ風に千切れた 潮の花が空に舞い上がり
この手に落ちてくる前に 闇に溶けた

叶わぬ夢も幻も 誰かが操った運命も
分からず彷徨う私 どこにいるの?

2012/11/
 
 糸島の志摩シーサイドゴルフ場近く「大口海岸」の西側は冬になると潮の花が飛んでいた。20代の記憶だが今でも飛んでいるだろう。坂道と振り向いた海の記憶はあるのだが、何処であったかは定かではない。もしかしたら悪い夢の記憶のような気もする。

 果てしなく続くなだらかな坂道は辿り着くことが許されない何かを表したかった気がする。10年後のコメントなので、その程度しか言えない。

​先に私が歌って収めた後、mayも歌うと言ったので収録した。オケのMIX具合も変えたので聴き比べてみてはどうだろうか?

2022/01/26
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