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 春爛漫よりも浅い春に心寄せるのは、繁忙期が明ける頃がそうだからか、それとも阿蘇の野焼きの頃が大好きなせいか、「川辺の春」にも強くそれが表れている。私の和音進行にその季節感が感じられたらいいなと思う。
 歌詞の内容は読んでそのまま、恋心を持ちながら桜並木の向こうへ、後ろ姿を見送る感じかな。
date:2021/05/06
『桜並木の向こうへ』
作詞作曲:Rossy
窓を開いて 風に乗せたの
言えぬ想いが 切なくて 
ずっと会えなく なる日の事を
感じ始めた 浅い春
芽吹き始めた桜が 花開いた その時
恋の行方は 桜並木の 向こうへ
雨が降る日の 渡り廊下で
風を押さえて 急いでた
誰かに当たり 見上げた時の
笑顔の近さを 忘れない
別の場所の桜を 来年から 見るのね
雨の偶然 心のすみで 願うの
春の嵐が過ぎたら 町はすぐに 春色
恋の行方は 桜並木の 向こうへ

21/05/06、11推敲済

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