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 阿蘇は恋人だった頃の妻と初めて旅行に出かけた場所で、初春の野焼きの炎が立ち上がる中を走り抜けた。あの日に着ていたネルシャツ、今は次男がお気に入りで身につける。物持ちが良いと言う話ではない、なんというか言葉には出来ないけどなんとなく嬉しくて愛しいという話で、良い恋愛をして欲しいとも願うもの。
 
  初心に戻れる場所がある。想い出はそうした使い方が一番いい。自前の動画の写真、よく晴れた阿蘇の一日を過ごし、妻が土産にと箱入りの椎茸やら豆腐に厚揚げにコンニャク。「誰が料理するんだよぉ~」 「私、ちゃんとするよぉ」 ・・・・信じちゃダメ。
 
 いつか失くした言葉、、。「愛しているよ」「ごめんね」「ありがとう」etc、、気付いたら言うがよし。よそよそしくて澱んだ風を草原の風に変えることが出来ると思うんです。
 
 
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『草原』
作詞作曲編曲唄:Rossy
 
雲の影が流れる
この広い草原で
いつか失くした言葉思い出す
 
それは大事な気持ち
みんな残っていたよ
積もる埃を優しく落とそう
 
変わらない毎日に
すれ違っていたね
もう一度やり直そう
君がよければ
 
風が緑の匂い
乗せて囁いていた
愛した記憶を呼び戻せると
 
2009
 
 
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