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 人生には時間軸があると考える私は、その時間軸の回し方によって随分と変わるものと思っています。時を止めた者と時を進めた者の違いを、かつては恋人同士だった男と女の関係に入れてみました。周囲の環境を変えずに生きることは可能ですが、周囲は動いているためにズレが生じます。「変わらないね」の意味の違いに気づくとき、止めておいた時間の一部なりが、ひどく動くのを感じるでしょう。もしも「何故キミは変ってしまったのか?」なんて思うのは、あまりにも間抜けすぎますよね。
  歌詞先行で2017/11/15 既に May の推敲を受けて公開、2018に曲が出来たので移動。歌詞は最後にリフレインを入れていたが、くどくなると昭和歌謡のように短くあっさりと終わることにした。
date:2018/08/30
『動いた時間(とき)』
作詞:Rossy
 
久しぶりに 逢ったキミは
元気そうと 笑う
窓の外を 眺めながら
過ぎた日々を 描く
 
ボクは時間を止めて 旅を続けていたのさ
履いた靴を 磨くために
この町に 寄っただけさ
 
相変わらずの ジーンズは
ビンテージに なっていた
短くなった キミの髪
指に光る リングに 動いた時間
 
乗り遅れて 風に吹かれ
澄んだ空を 見上げ
変わらないと 言ったキミの
意味が違うと 気付く
 
次の電車に揺られ ぼんやり町を見ていた
配役さえ 変わっていた
筋書きに 重ねながら
履いてた靴は 傷だらけ
磨いたって 光らない
笑い方さえ 違っていた
遠くなった 瞳に 動いた時間
2017/11/14
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