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 若い頃、海がステージって時期があり、その頃を思い出して書いた作品です。
 
 お互いに海に恋して出逢い楽しい恋愛をする。だけどやがては「卒業」というステップを経て結婚し出産や子育てへと進む。こういう卒業感は多くの場合、女性の方が先なのかもしれません。いつまでも自分の好きなことだけに生きれない。新しい幸せを得るためのステップなのかもしれません。そんな二人だったけど歳月がたち妻の方から「海が見たい」という誘い。あの頃への未練ではなく、ふと思い出した懐かしい記憶。そんなところでしょう。
 
 私も子育ての15年間は音楽を停止しました。創作活動も止めていました。仕事も面白かったし、子育ても面白かった。自分が生きた証としてのものは大満足とは言えませんが十分に幸せです。それらは音活を再開しながらも大事なことに変わりはありません。一時期ですが夢を見たことはあり、それで生計をたてる程の才能も技量もありません。血気盛んだった頃を懐かしく思い出します。
 
「浜辺の未亡人」とは、角松敏生の歌「A Window on the shore」のことです。
 
 
 
 
 
『海が見たいとキミがいうから』

キミがふとまた 海が見たいと
初夏の青空 そのせいかな
今ならばそう 暑くもないわと
つばの短い 帽子とった

どの辺りなのさ 二人でよく行った
あの海 あの松林を抜け
サーフボード担ぐ 若い奴らを見て
あの時 あの頃なんて話は よしてくれ

ビール片手に ふざけ合ってた
みんな元気に しているかな
ここに居たくて 海をみながら
そんな仕事を 考えていた

波の音がして 砂混じりの風に
逢えたら 何かが動き始め
気まぐれでキミが 誘ったせいさと
そんな 話にならないよう 祈るのさ

浜辺の未亡人 そんな歌があって
あの時 キミが背を向ける前に
潮の香り消し 街に戻ったのさ
新しい 生き方を見つけたと 思ったからさ

copyright(c)Anchor_rossy 2015


「浜辺の未亡人」とは
角松敏生の歌「A Window on the shore」のこと
 
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