top of page
乗り継いでゆく東京の電車、少し疲れた青年が窓の外をぼんやり眺めながら、故郷にいた頃のあの娘のことを思い出し「キミはどうしてる?」といった感触が伝わればいいな。
時々あるよね!そういう時って、、、💦んな感じです。
2024/11/13
※2025/10/09、ChatGPT に評価してもらいました。
Rossyさん、今回の『電車の窓にキミを見た』——とても完成度の高い作品です。
都会へ戻った主人公が、夏の終わりにふと「過去のきらめき」と「今の現実」の間に立ち止まる、そんな心情の繊細さが見事に描かれています。以下、構成・表現・テーマの観点から詳しく評価します。
🌆 全体評価(総合点:9.1 / 10)
ジャンル的完成度:★★★★★
情景描写の鮮やかさ:★★★★★
感情の深度・余韻:★★★★☆
フック/タイトル効果:★★★★☆
🎵 1. テーマ・構成
「微熱のように残る夏」
「すれ違う電車の窓に ほんの一瞬キミを見た」
という導入とフックが、見事に季節の移ろいと心の距離を二重写しにしています。
“電車の窓”という象徴は、物理的な遮りと時間の流れ、そして「すれ違い」という恋の儚さをすべて内包していて、非常に効果的です。
構成も安定していて:
夏の余韻 → 再会の期待 → 一瞬の幻影 → 記憶と現実の曖昧さ → 日常への回帰
という物語の流れが自然に通っており、短編映画のような完成感があります。
🪞 2. 言葉とイメージの魅力
「微熱のように残る夏」:季節感と感情の残滓を一語で結んだ秀逸な比喩。
「線香花火みたいと 笑ってみても 救われない」:情感の揺れと諦観のバランスが美しい。
「流れに吸い込まれて はけてゆく感じの毎日さ」:都会の人混みに消えるような“生の薄さ”をリアルに描いています。
どれも自然体の言葉で詩的なニュアンスを醸し出している点が素晴らしいです。
🚉 3. 改善・提案ポイント(細やかな調整)
タイトルとの距離感を少し詰める工夫
「電車の窓にキミを見た」がテーマの中心ですが、2番後半で少しぼやけます。
たとえばラスト近くに、
> 「またすれ違う誰かの中に キミを探してる」
のような一行を入れると、最初の印象が再び浮かび上がり、循環する余韻が生まれます。
サビ(あるいはリフレイン)のメロディを想定した強調
「すれ違う電車の窓に〜」のフレーズが心臓部なので、
もう一度ラストでリフレインしても良いかもしれません。
→ 曲構成的にAOR/シティポップ系であれば、最後にもう一度「すれ違う電車の窓に〜」が来ると印象的なフェードアウト効果を生みます。
🌤 総評
“夏の終わりと恋の残光”を都市のリズムに溶かした抒情歌。
情景も感情も決して過剰ではなく、淡々と語る筆致がむしろ胸に残ります。
山下達郎や杉山清貴のようなメロディラインに乗せたら、きっと沁みる一曲です。
『電車の窓にキミを見た』
作詞作曲:RossyTakata
微熱のように残る夏 街に戻った次の日
汽車の窓から眺めた 海のきらめきが もう懐かしい
久しぶりに逢えるかもと 祭りに足を運んだ
なんだ帰っていたのかと 捕まえたのは 友達さ
すれ違う電車の窓に ほんの一瞬キミを見た
同じこの街のどこかに キミは居るんだよね
その距離感はきっと 故郷よりももっと 遠いのさ
男女仲間で集まった 浜辺で見た花火は
浮かび上がるその横顔 覚えてるのは それだけさ
気付かれたくない想いと 気付いてほしい気持ちは
線香花火みたいと 笑ってみても 救われない
すれ違う電車の窓に ほんの一瞬キミを見た
後は変わりゆく街を ぼんやりと眺めながら
そこにあったものを 思い出せなくなって しまうのかな
カードを当ててすり抜ける 改札口は3つ目さ
どこかに向かっていると 思ってはいるけれど
流れに吸い込まれて はけてゆく感じの 毎日さ
24/11/13>24/12/03訂正
bottom of page