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 『夕日が沈むことのない海』などと小難しいタイトルになってしまいましたが、「沈まない」ではおかしく、「朝日が昇る海」では全く違う感触で、、夕日というドラマチックさを得ない海への想いを、ある女性が傷心から立ち直る場所として描いてみました。
 ロケーション的には、イタリア東部の小さな漁村の丘の上にある家で、その家に滞在しながら元気な朝の港(市場)や静かに暮れてゆく海(夕映えはないのですから)と夜の時間を過ごしながら自分を取り戻してゆく女性を描きました。
 気分は旧い映画のようで、不安ながらも送り出した男性を、やがては旅人として迎えることで終わらせる。そんなセンチメンタルジャーニーを感じて頂ければいいな。
 曲調は明るくも暗くもないハーフトーンな感じにしたかった作品で、基本的にはボッサ調です。女性用の歌ですので、出しはいつになることか、、。お楽しみを、、。
『夕日が沈むことのない海』
 
夕日が沈むことのない海は
希望を 朝に運ぶ
シェードの隙間 光あふれた部屋
気持ちよく 目覚めたら
ワンピースゆらし(足取り軽く)
市場に行こう(港に行こう)
籠を手に坂道おりれば 元気に逢える
 
あなたは 戸惑いながらも
行かせてくれたね
 
夕日が沈むことのない海は
穏やかに 夜が来る
たなびくような 藍色の海岸
ゆっくりと 散歩したら
少し熱めの(目を閉じながら)
スープを飲んで(食事を終えて)
揺り椅子はこぼれた夢を 優しく包む
 
あなたは 心配でしょうね
ごめんね待たせて
 
わたしは ここにいるから
あなたは 旅人になって
ドアを叩いて 笑顔にきっと
逢えるから

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