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 「どうしてもこの夕暮れの時間帯の歌詞が書きたいようですね(笑)」と May からいわれた作品、「夕凪」って、なんか仏映画のタイトルみたいで書きたかった(笑)。また、色気のある妄想になっちゃうかもと添えると「なんのこれくらいの内容で全然そんなこと思いません」と返されて一安心。
 
 この歌詞の May の推敲技
「長い髪が触れる」>「長い髪が誘う」、色気増し​
・「月の時間で一緒に居よう」>「~身を任せよう」、自然
6月は多作期で、自分での推敲はせずにばんばん送り込んで、その勢いに応えるようにストレスなく返事をくれた。だからこそ多作が出来たともいえる。May には感謝です。
 サビに該当する部分があっさりしているので、メロをあてるときに加筆することになるかもですね。
 歌詞先行でまだ曲をのせていません。既に May の推敲を受けた作品なので公開です。
date:2017/11/16
『夕凪』
作詞:Rossy
夕映えの色がさめて
薄暗い波打ち際
帰りそうもないキミとボクの
もうひとつの夏
悪戯か迷っている
大人びた少女のよう
無邪気そうな笑い声ふいに
腕をとったキミさ
ここから先は
 月の明りが導くままに
少しだけ肌寒いと
肩を寄せ足を止めた
夕凪が動き出し二人
包み込んだ風
お喋りをしなくたって
気持ちだけ繋がり合う
夏の日の陽の香り残る
長い髪が誘う
ここから先は
 星がささやく噂になろう
ここから先は
 月の時間で身を任せよう
2017/06/20
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